社会不安障害を持つ私が見る悪夢

日記

私は社会不安障害を持っていて長く服薬しています

多くの人の注目に晒されることに対する恐怖やいろいろと社会生活に対して障害があります

はたから見ると単純に気が弱いだけだとか性格の問題だと思われがちですが、本人はとても苦痛に感じています

私にとっての恐怖

ここで1つ私の社会不安障害の話をさせてください

私の妹が先日結婚しました

とても喜ばしいことですし、私自身もとても嬉しいと感じています

ですがずっと心の中に引っかかっていることがあります

それは披露宴です

私は知らない人がいる場所や多くの人が集まる場所が苦手です

そんな私にとって披露宴というのはかなりハードルの高いところなのです

ずっと心の中にモヤモヤを抱えていてある日こんな夢を見ました

私が妹の結婚式に出席していて妹がいる高砂に行っておめでとうと言いたいのに新郎の親族や妹たちの友人など多くの人の圧力を感じて動けずずっと冷や汗を流しているのです

何度も行こうと思ってお酒を飲んでチャレンジするのですがどうしても足がすくんでしまいます

そうしているとなぜか司会の方が私に新郎新婦に一言お願いしますと言ってマイクを向けてきました

先ほどまでおめでとうと言いたくて頑張っていたのにマイクを向けられてみんなが注目した瞬間、体中が硬直して頭の中も真っ白になり恐怖でいっぱいになりました

そこで夢から覚めたのですが、体中が硬直するほど全身に力が入っていました

社会不安というのはまだまだ理解されにくい障害

私はパーティーや冠婚葬祭など多くの人が集まる場所が苦手です

そういう所に対して苦手意識を持っている人は少なからずいると思いますが恐怖まで感じる人は多くないのではないかと思います

私にとってはそういう所は恐怖を感じるので会社の新年会などがあるときは何とかして断ろうとするのですが、上司から「みんなも参加するんだからあなたも参加しなさい」と強制させられることにとてもストレスを感じます

社会不安というのは名前も知らなければそんなもの気の持ちようだと思っている人がいます

理解されにくいものですが確実に障害の1つです

社会不安障害というのは人生の選択肢を狭めてしまう障害です

私のようにこの障害について悩んでいる人がいれば自分が無理しないで済むような行動を選ぶようにしてほしいと思います

反対に社会不安障害を持たない人は世の中にはこんな普通のことに対して恐怖を感じる人がいるということを知っておいてもらいたいと思います

日記
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