あなたは今まで自分という人を客観的に考えたことはありますか?
いつも主観で考えたり行動していると思いますが、時には自分を大切な親友のように、もしくはかけがえのない家族のように考えてみてください
どれだけ自分のことを知らずに生きてきたのか分かると思います
なぜ自分に意識がむかないのか?
物事を考える時に主観と客観という見方があります
私たちは産まれてきたときには主観の見方しかできません
例えばお腹が空いたからご飯を食べたい、あのおもちゃが欲しいから駄々をこねるなどが主観的考え方です
それが徐々に社会性を身につけていくにつれておもちゃが欲しいけどお母さんを困らせたくないなとか、友達が痛いだろうから叩いたりしないというふうに相手の気持ちにたって物事を考えることができるようになります
要するに私たちは最初に主観の見方をすることができて、その次に相手の気持ちにたった考え方ができるというところにいるのです
ですがその先には自分を他人として物事を考えるという自己の客観的考え方というものがあるのですが、それが身についていないため自分のことは他人のことと同じように考えることが苦手なのです
自分を客観的に見てみる
自分を客観的に見れるようになるとメリットがあります
優柔不断な考えがなくなる
例えば他人の恋愛相談はズバズバとアドバイスができるのに自分の恋愛では悩んでしまうということがあると思います
もしかすると他人のことは責任を持たなくていいから言いたいことが言えるということもあるかもしれませんが、一番には俯瞰で物事を考えると冷静でいられるため的確な答えが見つかりやすいということがあると思います
不安な気持ちが緩和する
何かつらいことがあってそれを直接受け止めてしまうと心が不安でいっぱいになってしまいます
それを和らげるのに自分を客観的に考えるという方法があります
例えば財布落としたとします
その時はパニックになって不安でたまらなくなるでしょう
ですがそれが他人の財布ならどうでしょう
冷静にクレジットカードの使用の停止をして免許証の再発行をしてお金は仕方がないものだと思えるでしょう
完全に割り切れることはなくてもパニックになることはなくなると思います
自分を恋人のように考えてみよう
自分を俯瞰で見てみましょうと言っても具体的にどうしたらいいか分からないと思います
それならば恋人を想う気持ちを思い出してみてください
あなたは好きな人ができたときはどのようになりますか?
いつも好きな人のことを考えているでしょう
好きな人が落ち込んでいたら自分が元気にしてあげたい、好きな人が体調を崩したら看病してあげたい、好きな人のことをもっと知りたい
その情熱を少しだけ自分に向けてみてください
今日は気持ちが落ち込んでるなと思ったら一生懸命に自分をなぐさめてください
体調が悪いなと思ったら自分を精一杯甘やかしてあげてください
私ってこういうことが苦手なんだ
私はこういうことで幸せを感じるんだ
そうやって1つずつ自分のことを知ってください
そうすることで自分がつらい時に自分がしてあげられることが分かりますし、自分の良いところを知ることもできます
まとめ
自分のことを1番知っている人は本来ならば自分自身のはずです
それならば自分を1番大切にしてあげられるのも自分自身です
自分を追い込むのも優しく思いやるのも自分の心ひとつです
ぜひこの機会に1番身近な「自分」という人を知ってください
あなたの1番の味方はあなた自身です