生きずらいは変えられる(自分の優しさを抑えない生き方)

生き方

生きずらいと感じる原因はいくつもあると思いますがその1つに優しすぎるというものがあります

繊細な人でなくても気を使いすぎるということでつらい思いをしたことがある人もいると思います

一般的に優しいことは評価されることですが優しさを与える人には人に理解されないつらさがあります

優しすぎる人のつらさとは?

優しすぎる人は相手の気持ちが分かるから優しくしてあげようという気持ちになります

相手の気持ちが分かるというのは共感性が高いから相手のつらさが理解できてしまうのです

共感性が高いと自分のことだけでなく他の人の分の心労も重なるため共感性が高くない人以上に苦しくなります

要するに他人の心の苦しみを一緒に背負っている状態です

他にも自分の苦しみを言えないというつらさがあります

優しすぎる人は人の苦しさがわかる分、自分の苦しさを伝えることが相手にとって重荷になると思って自分の苦しさを言えないというつらさがあります

つらさを1人で抱え込んでしまうのです

優しさをデメリットととらえてしまう

優しすぎる人はそのつらさから優しいことを短所だと感じることがあります

なので自分の思いを隠して優しさをみせないようにしてしまうこともあります

他にも迷惑をかけたくないという思いから人と深く関わることを避ける傾向もあります

自分に自信が無い人だとメンタルが強くて人に流されない人が羨ましいと感じて、自分もそうなりたいと感じる人もいます

優しさは変えられない個性

優しすぎることで苦しいことがありますが、その個性は変えることができません

例えば道に捨てられている子犬をかわいそうだと思う人は捨てている子犬を見るといつでもかわいそうだと感じるということです

人の感受性というのは環境だったり歳を重ねるにつれて多少の変化があっても、そう大きくは変わりません

優しすぎる人はどうやっても優しいのです

変わらないものを変えようとすることは大変です

それならばその優しさを隠さずに出して自分の長所として活かしていく方が人生はより良くなります

優しさを長所にする方法

優しさは素敵な長所です

ですがその良さも扱い方を間違えれば自分を苦しくしてしまいます

優しさが自分を苦しめない方法を知りましょう

優しさを与える人を選ぶ

優しくする人を選ぶというと聞こえは良くないですが、身の回りの全ての人があなたの優しさを感謝しているわけではありません

中にはあなたの優しさを当然のことだと思ってあなたを利用しているだけの人もいます

そのような人に優しさを与え続けてもあなたの心はつらくなるだけです

優しさを与える対象は間違えないようにしましょう

与えたものに見返りを求めない

あなたが苦しんでいる人を見かけて手助けをしてあげたとします

後日、自分が同じように苦しんでいた時に相手が何もしてくれなかったとします

その時にあなたはどう思いますか?

腹立たしかったり、悲しかったりするかもしれません

ですがあなたが手助けをしようと思った時は見返りを求めて手助けをしようと思ったわけではないと思います

1度与えた優しさは与えた時点で消えるものだと思った方が良いです

相手がそれを恩だと思うかは相手次第なのです

あなたが見返りを考えることは、次に優しさを与えることを躊躇してしまうことになりますので与えた優しさは忘れるようにしましょう

自分軸で考える

優しすぎる人は与える優しさの度合いが人よりも多くて相手の心に引きずられやすいです

相手が苦しんでいると分かると、たとえ自分も苦しかったとしても相手のことを助けたいと思ってしまうのです

例えると相手がお腹が空いていると思ったら自分もお腹が空いているのに自分の食べ物を全てあげているようなものです

食べ物をあげるのは自分が食べる分を残してから相手にあげましょう

同じように優しさを与えるのはあなたの気持ちに余裕がある分だけ与えましょう

自分に優しくしてあげる

自分が苦しいと感じるということは自分には優しくしてあげられていないのかもしれません

誰かの苦しみを見つけてしまうのなら自分の苦しさにも気づいてあげてください

そして他の人にしてあげているように自分自身にも優しくしてあげてください

まとめ

優しさはもって生まれた個性です

優しさを苦しいことだと思わずに自分の長所にしましょう

優しいということは本来ならば誰もが素敵だと思うことです

その才能を隠してしまうことなく存分に活かせるようにしていきましょう