あなたは自分の性格を考えたことはありますか?
内向的で恥ずかしがりだったり、反対に社交的で刺激的なことが好きだったり…
人にはそれぞれ固有の性格があります
それぞれの性格は厳密に見てみると誰一人として同じ人はいません
例えば同じ内向的な人であっても家族以外の人とは親しく話しかけられない人もいれば、初対面の人にだけ内向的であって何度かあったことがある人には社交的である人もいたり、細かく分ければ性格が全て同じという人はいません
個性(性格)は人の数だけあるということです
パーソナリティとパーソナリティ障害
パーソナリティという言葉を聞いて思い浮かべるのがパーソナリティ障害ではないでしょうか
パーソナリティ障害とは一般的な基準値からの違いが大きいもので自分または他人を傷つけたりして生きずらさを感じるものだと言われています
ここで1つ考えてほしいことがあります
パーソナリティは人の数だけあるものだと先述しました
対してパーソナリティ障害は一般的な基準値からはみ出したパーソナリティを持つ人のことを言います
要するにパーソナリティ障害だと言われている人は性格のマイノリティ(少数派)なだけではないかということです
誰にでも個性の特色の強弱はあります
それが生きずらいと感じて初めて障害になるのです
ならばどんな個性(性格)でも障害と感じなければパーソナリティ障害にあたらないのではないかと思います
例えば怒りやすい性格の人がいてその周りの人たちがそれを受け止めていて、また本人も怒りっぽいけどこれでいいと思っていればパーソナリティ障害ではないのではないかと思います
まとめると周りの人がその人の個性を受け止めていて自分自身も自分の性格を受け入れていたらパーソナリティ障害ではないということです
パーソナリティ障害と同調圧力
人は自分と違うものを受け入れられない心理をもっています
人種差別や部落差別、LGBTなどあらゆることで自分と違うものを排除しようという心理をもっています
その中でパーソナリティ障害というものもマイノリティとして弱者に立たされています
自分と違うものを排除しようという心がパーソナリティの多様性を認められないものにしている気がするのです
自分も他者も受け入れる
性格は人それぞれです
ですがそのことを受け入れる心を持たない人がいるのが現実です
そのような世の中では生きることがつらい人もいるでしょう
そのような人が自分がパーソナリティ障害だと思って自分が悪いと思うのはもっとつらいことです
パーソナリティは誰しも持っているものです
それを障害として受け止めるか個性として受け止めるのかは自分と自分の周りの人達です
他者が自分の個性を批判するのなら、そっとその人から離れましょう
そして自分の性格を受け止めてくれる人とだけ繋がり、自分自身も自分の性格を受け入れられたらパーソナリティ障害は存在しないと思います
個性は人から批判されるものではありません
あなたの個性は唯一無二のかけがえなのないものです
自分自身を受け入れてそのままの自分を大切にしていきましょう