人は生きているとどうしても嫌な人ができてしまいます
特に学校や職場など地域や仕事が同じというだけで集められた集団ならば必ずと言っていいほど合わない人がいます
嫌いな人ができてしまうのは仕方がないことです
ですがその仕方がない感情で自分や相手が苦しくなるのはつらいことです
嫌な人との上手な接し方を知って心が穏やかでいられるようにしましょう
なぜ嫌いな人ができるのか?
人は危険なものを見た時に瞬時に脳が反応して行動を起こします
それと同じように今まで生きてきた経験則などでこの人は自分に対して良くない影響を与える人だと脳が感じるとその人を嫌いだと感じるようになります
他にも2:6:2の法則などもあります
10人の人がいたら2人に対して好意を持って6人の人には特別な感情が無く残りの2人に対して悪意をもつというものです
このように人を嫌いになるのは人として仕方がないものなのです
嫌いと感じることを変えるのは難しい
誰かを嫌いになるのは明確に原因がある場合もありますが、何となく嫌いと思うことがあると思います
そして厄介なのが自分が相手を嫌いになると自然と相手も自分に対して好意を持たなくなるということです
そうなってくると嫌いという感情を無くしてお互いフラットに付き合おうと思ってもなかなかうまくいきません
ですので嫌いという感情をコントロールするのではなくて嫌いなままで相手と上手に付き合っていく方法を知っていきましょう
嫌いな人との向き合い方
嫌いな人がいつも頭に浮かぶことはありませんか?
それはいつも嫌いな人のことを意識しているからです
嫌いな人とは意識しすぎている人
「好きと嫌いは紙一重」という言葉がありますがどちらも相手を強く意識しているという意味から生まれた言葉です
あなたは興味が全く無い人のことがずっと頭から離れないということはありますか?
おそらく無いと思います
嫌いな人が目についたり言動が気になったりするのはその人のことをいつも意識しているいるからです
まずは自分が相手を意識しすぎているということを知っておきましょう
嫌いな相手を視界に入れない
嫌いな人は意識しすぎている人と言いましたが、多くの人は実際に嫌いな人のことを結構見てしまっています
なので些細なことが気になりますし、それでさらにその人のことを嫌いになっていくという悪循環になってしまいます
ここで効果があるのが「相手を見ないこと」です
単純なことですが目から入る情報は全ての情報の内の80%もあると言われているのでその視覚からの情報を遮断するだけで相手のことを意識しなくて済みます
近すぎず遠すぎずを心がける
嫌いな人は無意識のうちに攻撃をしてしまったり、反対に避けてしまったりしてしまいます
ですが通常の人間関係では攻撃することも避けることも普通ではありません
普通ではない行動をすることで無用なエネルギーを費やしてしまっているのです
嫌な人と付き合っていくのに大切なのは近づき過ぎず離れすぎない距離感でいることです
例えば仕事の同僚であれば仕事に関する必要なことだけコミュニケーションをとりプライベートのことには一切関わらないようにすることです
嫌いな人だとその人の人間性を攻撃したくなったり必要なことも話しかけたくなかったりすると思いますがそれだと自分が苦しくなっていくだけです
嫌いな人とのコミュニケーションでおすすめなのはしっかりとあいさつをすることです
あいさつだけならばお互いのプライベートに踏み入ることなく無視をしていないという距離でいられます
相手を変えようと思わない
嫌いな人の性格や言動などを不快に思った時に何とか相手のことを変えたいと思うことがあるかもしれません
それが身近な人や立場が下の人ならばなおさらだと思います
ですが相手からすれば余計なお世話です
素直に従いたいと思うことはありません
その様な相手を一生懸命に変えようと思ってもとても難しいです
相手を変えるのではなくて自分の嫌いな人との付き合い方を変えていくようにしましょう
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