頑張るという言葉を聞くと何だか酷な言葉だなと思うことがあります
頑張るというのは楽しいことをしている時にはあまり使われず試練や苦難を乗り越える時に使われている言葉のような気がします
生きていて自分がしたいことだけして生きている人は頑張らなくてもいい人です
なので生きていて頑張らないといけないと思っている人は苦しいことに臨もうとしている人なのです
楽しいことならば頑張らなくてもできてしまう
あなたは趣味はありますか?旅行や友達との会食、映画を見たり料理を作ったり…
それらをするときに「頑張る」という言葉は使うでしょうか?
おそらく使うことは無いと思います
そして楽しいことをしている時に頑張らないといけないという気持ちになることはあるでしょうか?
それも無いと思います
自分の楽しいことをしている人というのは基本的にそれほど頑張らなくてもそのことができてしまうものです
「頑張る」は個人差があるから比べられない
あなたは人と比べて自分は頑張れていないなと思うことはありませんか?
人と比べてしまう人は「頑張る」を物差しにして比較すると思いますが、そもそも「頑張る」は人によって違う物なので比べようがありません
例えば30㎏の米俵を担ぐという行動を考えてみた時に人によっては軽々持てる人もいますし、頑張らないと持てない人もいますし、全く持てなくて筋肉痛になる人もいるでしょう
これは体を使って頑張る頑張らないとを考えたので分かりやすかったと思いますが心の場合は分かりずらい場合が多いです
ここで1つ考えてみてください
初対面の人たちの前でプレゼンをすることを想像してみてください
これは人によって得意だと思う人もいるでしょうし、苦痛だと思う人もいるでしょうし、そもそも人前で話すことができないという人もいるでしょう
このように心の部分でも個人差があるので頑張る頑張れないは比較ができないのです
頑張ることが美徳という考え方
世の中には頑張ることは良いことだという考えがあります
それは間違っていないと思います
ですが「頑張っている」「頑張っていない」を他の人が評価することだったり、自分と他の人を比べて頑張れているかどうかというのを比較するのは良くないと思っています
あくまで頑張っているというのは自分の中で比べるものだと思います
他の人が頑張っていると思っていないからといって自分が頑張っていないとは限らないのです
頑張らなくてもよい生き方、頑張るのは必要最小限
日々の生活でご飯を食べて好きなことをしてゴロゴロしているだけならば何も頑張らなくていいでしょう
生きるだけなら何も頑張らなくていいのです
ですが人は願望があったり生活費などの仕方のない部分があるせいで「頑張る」を使わないといけない時があります
「頑張る」は一時的に緊張状態になり普段より生産性をあげることや心の防御力を高めたりしてくれます
ですがその便利な「頑張る」は無尽蔵に使えるわけではありません
使い続ければそのうち頑張れない時がやってきます
そうならないために頑張らない時間が必要です
「頑張る」のは必要最小限でいいのです
頑張らないのが基本、頑張るのは必要な時だけ
私たちは「頑張る」を使ったり、時には振り回されて生きています
ですが基本的には生きていくだけなら「頑張る」は必要ありません
どうしても必要な時にだけ頑張ればいいのです
なので自分が頑張れていないと思う人は、そもそも生きていくのに「頑張る」が必要ないということ知っておいてほしいのです
まとめると、生きていくうえで基本は「頑張る」は必要のないものです
どうしても必要な時に「頑張る」を使えばいいのです
そして「頑張る」は他の人と比較するものではありません
自分の中で思っていれば既に頑張っているのです
「頑張る」に振り回されずに上手に「頑張る」と向き合っていきましょう