日々生活をしていてなんだか不安だとか苦しいとか感じることはありませんか?
生きている限り何かしらの不安は生まれてくるものです
そんな時に不安感や苦しいという負の感情に押しつぶされてしまう人と負の感情を上手くコントロールできる人の違いは何でしょうか?
不安は未来の危険を察知するアラーム
不安とは誰しも大なり小なり感じるものです
なぜなら不安とは自分を危険から守るための脳からの信号だからです
不安が何もなければ目隠しして車を運転することもできてしまいます
不安がなければ車がぶつかることも気になりませんし、スピードを出し過ぎても危ないと感じません
不安がないことは危険から自分を守れないということです
私たちは不安があるから運転するときに周りをしっかりと確認しますしスピードを出さないようにして事故を起こさないようにして自分の身を守っているのです
不安とは生きていくのに必要な感情なのです
不安に押しつぶされそうになる原因
不安は誰しも持っている感情ですが不安に押しつぶされる人と不安と上手く付き合える人の違いとはなんでしょうか?
それは不安と向き合う時間の長さです
例えば毎日24時間365日不安になっている人と一日に10分だけ不安になる人ではどちらが心の負担が多いでしょうか
もちろん長い時間不安になっている人です
それならば不安になる時間を短くすれば心の負担は軽くなるはずです
どうすれば不安になる時間を短くできるのでしょうか
不安になる時間を短くする方法
不安は無くすことはできません
なのでいかに不安になる時間を短くするかを考えましょう
不安を感じたら「今」を考える
例えば金曜日に仕事が終わり、土日が休みなのに月曜日から始まる仕事のことを考えてつらくなるのはただただ不安な時間が増えるだけです
不安な時には「今」がどうなのか思い浮かべてみましょう
不安は未来のことを考えている時に感じやすいです
例えば明日は嫌な人と一緒にいないといけないから憂鬱だと感じたり、将来病気になったらどうしようと考える時などに不安になると思います
ですが「今」はまだ何も起こっていません
今の私は何も嫌なことが起きていないし、今は体も元気だし、今は呼吸も吸えていると「今」に焦点を合わせてみると未来の不安を感じるセンサーが働かなくて済むはずです
「今」を考えてみると案外不安なことは少ないはずです
自分で変えることのできない不安は考えない
今日、地震が起きたらどうしようと不安になることはありませんか?
不安とは未来に起きる危険を予知して回避するための感情なので、自分で回避することのできない不安を考えるのは答えの無い問題を考え続けているようなものです
地震を起こさないようにすることはできないので自分で対処のできることだけを考えて自分でコントロールできない不安は考えないようにしましょう
まとめ
今を考えるというのは瞑想と同じことです
不要なことを考えずに心を落ち着かせるということに関しては同じ効果があります
ですが瞑想はなかなか環境が整わないとできません
反対に今を考えるというのは誰でもどこでもできることです
不安でいっぱいになった時は「今」を考えるようにしましょう