人の悩みの1つに劣等感というものがあると思います
例えば勉強ができないとか容姿に自信がないとかです
劣等感は特定の人や自分の中の基準に照らしてみて自分が劣っていると感じる時に生じるものです
その劣等感には良い劣等感と悪い劣等感があります
良い劣等感は活かして、悪い劣等感は無くしていくようにしましょう
自分の劣っているところはどこなのか?
自分に劣等感を感じる時に何に対して強く劣等感を感じるでしょうか?
学歴でしょうか?それとも容姿でしょうか?はたまた内面的なものでしょうか?
劣等感は大きく分けると他の人と比べることができるものと比べることができないものに分かれます
学歴や経済力などは数字で表すことができるので他の人と比較することができます
反対に人間性などの内面は何が優れていて何が劣っているのかというのが明確には表すことができません
比較ができるかできないかによって劣等感に対する対処法が変わってきます
比較することができる劣等感
比較できる劣等感ならば対処の方法が具体的に見つかります
例えばテストの点数が他の人より低いならば勉強をしたり他の人の勉強法をマネすることなどができます
他にも他の人よりも太っていることがコンプレックスならば少しずつ食事制限をしてみることなどで対処できます
比較ができて克服ができそうなものに対する劣等感はモチベーションをあげる良い劣等感だと言えます
比較できない劣等感
反対に比較できない劣等感の場合はどうすればよいでしょうか?
比較できない劣等感の1つに人間性というものがあります
例をあげると私は他の人と比べて我慢ができないということが悩みだとします
ですが我慢という内面は漠然としていて他の人と比べようがありません
例えば人から虐げられることに対して我慢ができることなのか、熱いお風呂に我慢して入れることなのかお腹が空いていることを我慢していることなのか
人の内面は複雑で数値化できないものなのでそこを比較しても仕方がありません
自分の内面について劣等感を感じるのはもったいない
人の心は見方によって長所にも短所にも見えます
怒りっぽい人は良く言えば自分の気持ちに素直な人、悪く言えば我慢ができない人
優しい人は良く言えば人の気持ちを分かってあげられる人、悪く言えば自分の気持ちを前面に出せない人
人間性というのは良いところも悪いところも受け取る側にゆだねられています
なので自分では自分の性格は悪いところは無いと思っていても他の人からすれば悪いところがあるように見えてしまうのです
このように他の人の見方によって良くも悪くも見えるものに対して劣等感を感じてしまうのはもったいないことです
自分の内面について劣等感を感じるのならば他の人の目は気にしないようにしましょう
そして自分の内面のプラス面を見るようにしましょう