私たちの身の回りにはいろいろな人がいます
良い人もいれば悪い人もいますし、頭の良い人もいれば要領の悪い人もいます
周りの人たちを見ているとイライラすることもあるでしょうし、反対に相手から嫌われることもあるでしょう
そんな多様な人たちの中で生きている私たちに1つ知っていてほしい言葉があります
「悪い人がいるから私は良い人でいられる」という言葉です
人との付き合いは上か下かに分かれることが多い
人との繋がりは身近なところで言うと家族だったり親族だったり友達、仕事の繋がり、ご近所や趣味の繋がりなど多岐にわたります
全てのコミュニティーで皆と対等でいられるといいのですが、大抵の場合は力関係や年齢や人間性でどちらかが上でどちらかが下であることがよくあります
そんな不平等な関係性だとどうしても不満が湧いてきます
そんな時に先ほどの言葉を思い出してほしいのです
例えば仕事の同僚が手を抜いているとします
そうすると自分は腹が立つでしょう
でも相手が仕事が遅いということは他の人から見たら私の方が仕事ができる人と見えるわけです
反対に相手の方が仕事ができる人ならば私はその分仕事を頑張らなくて済んでいると考えることができます
捉え方を変えるとどのような立場でも相手に対して感謝ができるようになります
あなたがいるから私でいられる
親は子供に対して言うことを聞いてくれないとイライラすることがあると思います
ですがそもそも親という存在になれたのは子供がいてくれているからです
仕事でも部下がミスをするのが許せないと思う人はそもそも部下がいてくれなければ自分は上司になれていないということです
このように「あなたがいてくれるから私がこのようにいられる」と考えると傲慢な考えを捨てて下の立場の人たちへの感謝を感じるようになります
心の健康は感謝できること
人間関係で私たちはたくさんのストレスを感じることがあります
ですが受けるストレスをそのまま負の感情として処理するのではなくて、考え方を変えてみて嫌な人がいるから私にはメリットがあると感じられるようになるとストレスが軽くなったり感謝をできるようになったりします
なかなか難しいことですが「あなたがいるから私は今こうしていられる」という受け止め方をしてみて少しでもストレスを軽くして心を軽くしていけるようにしていきましょう