私は昔から疲れやすい体質です
しかし疲れやすいと言っても体力は人並み以上にあります
なのに休みの日になると立ち上がるのに時間がかかるのです
なんとなく私はそういう体質なんだなと漠然と感じていました
ですが先日、心療内科の先生がこの疲れの答えを教えてくれました
「あなたは何にでも鋭く感じる心を持っているから疲れるんだよ」
確かに人より些細なことに気がついたり、人の感情を読み取る力があったりするのは自分でも感じていました
その力を常に使っているから疲れやすいのか…
乗り物に例えてみたら
私の心の疲れ方や打たれ弱さを乗り物で例えてみると、私は原付バイクです
他の人たちは車や電車や飛行機です
頑張れば車くらいは走れますが長くは走れませんし、壁にぶつかったときの衝撃は誰よりも強いです
私は持久力も耐久力もありませんが、狭い路地も走れますし他の速さの乗り物では見落とすような景色もゆっくりと見ることができます
同じ人間だけど同じじゃない
私はなぜ他の人のようにいられないのかというのが悩みでした
心がすり減りやすいし、打たれ弱い…
ですが今回分かったのは私は他の人と同じ「乗り物」というくくりでは同じだけど全く違う種類の乗り物なんだということです
私は他の人より心が繊細な分、傷つきやすいし悩みます
だけど誰よりも些細なことも気がつくし、人の気持ちに寄り添うことができます
私の道を進んでいく
私の周りを見渡せばスポーツカーで高速道路を走っているような人もいますし、鉄道で線路を走っているような人もいます
飛行機で空を飛んでいる人もいますし、スペースシャトルで宇宙に飛んでいる人もいます
今まではそのような人たちのことを羨ましいと思って同じ道を進んでみたいと思っていました
ですが私は「原付バイク」なのです
高速道路を走ることはできませんし、ましてや空を飛ぶことなどできません
原付バイクの私には私の走る道があるのです
これらかは空を飛ぼうと思わずに私の進める道を適正な速度で進んでいきたいと思います