生きていくことは苦しいことの連続です
誰かに嫌われたり、思い描いた未来に近づけなかったり、病気で苦しんだり…
なぜこんな記事を書こうと思ったかというと今日ABEMAで自ら命を絶とうとした人の特集を見たからです
この人は28歳の人で1年前にPMS(月経前症候群)で苦しんで飛び降りを図ったそうです
一命はとりとめたそうですが脊髄損傷で下半身不随になり車いすで生活をしているそうです
死を選ぶ人の気持ちはとてもつらいものです
私も経験者
私もかつて自ら死を選んだことがありました
人より劣っている自分は生きる意味などないと思い行動を起こしてしまいました
結果としては未遂ですみました
なので死を選ぶ人の気持ちは痛いほど分かります
私は死を選ぶ人を否定することはしません
なぜなら私も死を選んだ時に死に希望を感じてしまったからです
あの時から20年経って
今の私は子供の頃に思い描いたような立派な大人にはなっていません
病気もして白髪だらけで弱虫で6畳間のアパートに独りで20年住み続けています
20年前の私が今の私を見たらみすぼらしくて情けないと思うでしょう
でもね…
僕は生きていて良かったと思ってるよ
苦しい時間はたくさんあったけど心の底から幸せだと思えたことがあったから
人生なんて幸せな事ばかりじゃない
だけど生きていたらふとした瞬間に幸せだなって感じる瞬間があるよ
情けなくたって生きていればいい
働けなければご飯を食べてゴロゴロしているだけでいい
何もできなければゆっくり深呼吸をすればいい
誰かのために生きようとか思わなくていい
ただご飯を食べて深呼吸をしてゆっくり眠れればいい
それだけで僕は素晴らしいことだって思ってる