男性と女性の会話でよく例えられるのが男性は結論を求めて女性は会話の過程を求めているということを目にします
女性の他愛のない会話の内容に対して徐々に男性がいらだって「それで結論は?」と聞いてしまい女性が怒ってしまうというよくある話です
これは男性は正論や合理的な会話を求めているのに対して女性は相手との会話自体を求めている違いなのです
正論が全ての人にとって必要な言葉とは限らない
仕事において部下や同僚に対して正論をぶつけてはいないでしょうか
そして正論を言ったにもかかわらず関係が悪くなったことはないだろうか
正論がなぜ必ずしもすべての人に必要とされていないのかというと人間自身が完璧な生き物ではないからです
合理的で間違いのない行動をすることは人間にとっては理想の高いことなのです
適切な言葉
正論とは違い適切な言葉はほとんどの人に対して必要とされる言葉です
例えば落ち込んでいる人に対して正論を言って反省を促すより、ただ寄り添い支える言葉をかける言葉の方が相手のためになるでしょう
自分の言いたい言葉、相手がもらいたい言葉
正論は相手を言い負かすことができて自分にとって気持ちのいい言葉です
でも相手の気持ちを考えたら正論ではなく適切な言葉を選んだ方がいいでしょう
そして正論では円滑な人間関係は築けません
気持ちを通わせるツールとして時には正論ではない言葉を使う必要があるのではないでしょうか